さて今回の記事はタイトルの通り、コロナ禍以降で指輪をその場でカットして欲しいというオーダーが一気に増えました。
兎に角今までこんな経験をした事はありません。
僕もまだ職人人生たった20年程ですが、今までこんなに多くの人を対応した事は無いと断言が出来る程、ここ数年間で何人もの方の指輪をその場でカットし、その後サイズを直し納品しています。
以前、指輪が抜けなくなった場合どこに行くべきか記事にまとめましたが、カットが必要な人が急増しているので、今一度良いリマインドとなると思い改めて記事に残します。
コロナ禍以降、なぜ指輪が抜けない人が急増したのか?
一般的には、コロナ禍以降多くの人が外出を控えた事による運動不足や、生活習慣の変化、食生活が偏ったりする事等が影響していると言われています。
勿論コロナ禍以前から指輪が抜けなくなった人を毎年対応していましたが、その頻度がコロナ禍以降は明らかに高いです。
(僕自身も個人的に運動不足は感じます・・・。)
指輪が抜けなくなったらどのに行って相談する?
ジュエリー工房
抜けなくなった指輪をカットしてくれるジュエリー工房が近くにあれば、電話で状態やカットする指輪のデザインや素材を伝えてカットしてもらいましょう。
対応している工房であれば、必ず専用のカット器具を用意しています。
また、可能であればこの後紹介する消防署よりも、ジュエリー工房にて1カ所のカットで済めばそれに越した事はありません。
こちらの記事で詳しく解説しているので参考にしてみて下さい。
消防署
近くにその場で指輪をカットしてくれるジュエリー工房が無い場合や、怪我の恐れがあるなど緊急性がある場合は迷わず消防署へ行きましょう。
ただし、消防署では救助が必要な方の安全を第一に考えるので、指輪を真っ二つにカットされてしまいます。元に戻す事がより大変になってしまうので注意が必要です。
この辺りも上記の記事で解説しているので参考にどうぞ。